metametals's blog

研究者の日々のライフハックとか気づいたこととか

スケジュール管理とタスク管理は違うのね(1)

スケジュール管理とタスク管理は永遠の課題.

 

学生時代は自分の予定は頭の中で記憶する程度で十分であった.仮に忘れたとしても,飲み会とかばっかだったのでたいした問題では無かった(よいことでは無いけど)

 

しかし10数年前に働き始めると,あっという間に頭の容量をオーバーした.今から思えばぞっとするようなことが何度かあった.ちょっと怒られるだけで致命傷で無かったのが救い.

 

それ以来スケジュール帳を持つようになった.

 

最初は紙のメモ帳だった.当時は意識しなかったが,やはり優れた方法で,何より入力が簡単.ところがいくつか問題が発生してきた.まず,常に携行することを忘れる.次に,間違えて時々服に入れたまま洗ってしまう.そして,スケジュール帳を見るという習慣が無かったこともあり,気がついたら予定が過ぎていたと言うことが何度かあった.要するにリマインダが無かった.

 

特にリマインダが重要.

それに気づいて,Palmを大枚はたいて購入.たぶん5万円くらいしたと思う.これはなかなか優れものだった.文字認識は当時としては最高レベルでステーションみたいなものを通じてPCと同期ができた.しばらくはこれが続いた.

 

が,やはり携行することを忘れるんだな.そこで次に考えたのが携帯電話.携帯電話に予定を入れるのだ.これで常に予定は携帯されることになた.リマインダというか通知も来るし.ところが,これだと携帯電話を買い換えると,全て予定を入れ直さなくてはならない.入力も面倒.PCとの同期もできないというのも結構大きかった.

 

んで,Outlookも使ってみた.よく使うPCは結局職場のPCでそれがリマインダしてくれるのは大きい.

 

その頃,満を持してGoogle Calendarが登場した.これは便利だった.まさに今のクラウドの走りだったと思う.また複数のカレンダーという概念が便利で,これ以外の方法は考えられなかった.当時は今で言うガラケーだったけど,うまくアクセスする方法もあったし,当時使っていたOutlookと同期する方法もあった.

 

Google CalendariPhoneを使うようになり,もはや手放せないようになり,職場でのいろいろな装置の管理,予定の共有など,これ抜きでは考えられない存在になっている.今はiPhoneではなくAndroidだが状況は変わらない.

 

これが筆者のスケジュール管理遍歴の概要である.割と時代の流れとともに変化していって,今の方法に落ち着いているし,それに十分満足している.ところがタスク管理は難しかった.(続く)